読解力を測る
リーディングスキルテスト

 

リーディングスキルテスト (RST) とは、
「日本語のルールに従って教科書の文章を読むことができない生徒がいるのではないか」
という仮説のもと、診断法や教授法の開発を目的に設計及び調査が進められている
基礎的な読解力を測るテストです。

RSTとは?

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導入事例 %dounyuu%
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OECDによる国際学力調査の結果を受けて、当研究所代表理事・所長の新井紀子のコメントがフジテレビのニュースで取り上げられました。 WEB記事はこちら:日本の15歳「読解力」世界3位 前回の15位から大幅に上昇 「数学」「科学」もトップレベルに(記事内に動画あり) --読解力 今は各科目での「読み解く力」--読解力を身につけるには「国語」だけでなくほかの教科も音読する
OECDによる国際学力調査の結果を受けて、当研究所代表理事・所長の新井紀子のコメントがNHKニュースで取り上げられました。 また、リーディングスキルテストを受検し、その結果をもとに日々の授業改善に取り組んでいる、板橋区立板橋第一中学校の授業の様子も紹介されました。 WEB記事はこちら:子どもの国際学力調査 日本は順位上昇 世界トップレベルに 【関連活動報告】 板橋区でRSTの結果の活用方法と「RSノート」の指導をおこないました 板橋区立板橋第一中学校での授業実践(中2地理)ーその1 板橋区立板橋第一中学校での授業実践(中2地理)ーその2 板橋区立板橋第一中学校での授業実践(中2地理)ーその3
OECDによる国際学力調査の結果を受けて、リーディングスキルテストの受検とRSノートの実践を行っている、福島県相馬市と新潟県燕市の事例が掲載されました。 日本経済新聞電子版 12月5日日本の15歳の読解力回復、世界3位に 情報探す力伸びる --福島県相馬市「AI(⼈⼯知能)時代を⽣き抜くための読解⼒をつけてもらいたい」--新潟県燕市「資料やデータの正確な読み取りに取り組む」  (全文表示は会員限定)  【関連活動報告】 相馬市教育委員会で「RSノートづくり」の研修を行いました 燕市でRSノートの取り組みが始まりました。
OECDによる国際学力調査の結果を受けて、当研究所代表理事・所長の新井紀子のコメントが掲載されました。 静岡新聞 12月6日教育改革20年が「奏功」 OECD 日本の高校生成績上昇 子や教員余裕減 課題【表層深層】 --「「長年の改革が功を奏した」と高く評価」--「読解力は自ら学びを深める能力にも直結し、社会に出てから「学び直し」でスキルを高める姿勢につながると説明」  
2024年4月受検分から、RSTの成績ダウンロード時に、受検者の個票(PDF)も一緒にダウンロードできるようになります。この個票には受検者個人の受検結果とフィードバックコメントが掲載されており、A4 1ページに印刷することが可能です。 (図)2024年4月より無償提供予定の個票サンプル※上記サンプルは作成中の案のため、実際の形式と多少変更になる場合がございます。ご了承ください。 個票をRSノートの取り組みや成績確認にご活用いただければ幸いです。RSノートについては、11月26日に開催したリーディングスキルフォーラム2023において、弊所所長の新井より作り方について指導提案しております。2024年11月30日までオンデマンド配信しておりますので、そちらをご参照ください。 なお、2024年4月以降も、RSTの受検料は現在と変更ございません。 また、2024年4月以降も、受検者は従来通り、受検結果画面で受検結果の印刷・PDF出力を行うことが可能です。 (図)受検結果画面の一部サンプル(実際の受検では6分野の結果が表示されます) 2024年4月以降も、上記の個票PDFとは異なる現在のフォーマット(カラーのヒストグラムが載っているPDF)の納品も希望される場合には...
11月26日に開催したリーディングスキルフォーラム2023では、多くの皆様にリアルタイムでご参加いただきまして、誠にありがとうございました。 12月1日より、オンデマンド配信の視聴ができるようになりました(無料)。 視聴を希望される方は、こちらのページよりお申込みください。 ※オンデマンド配信期間は、2024年11月30日までとなります。 なお、当日のプログラムについてはこちらをご参照ください。  
11月30日(木)に、角川ドワンゴ学園STEAM系女子プログラムにおいて、弊所代表理事・所長の新井紀子が「読解力がなぜ必要か?AI時代の読解力」と題して講義を行いました。 講義は、角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・N中等部の生徒さんを対象に、学習を進める上で必要となる「読解力」とは何か、自身が効果的に学習できているか、また現在効果的に学習できていないとして、今後どうやって高めていくか...など、AI時代に必要な「読解力」について扱っています。 講義の内容は、下記のN高等学校・S高等学校のYouTubeチャンネルで視聴いただけます。
毎年1年生全員がRSTを受検する都内のとある社会科学系学部があります。 担当のI教授にRST継続の理由やその活用方法をお尋ねしたのでご紹介します。 I教授はその大学の必修の初年次教育の講義を担当されています。人数は毎年250名程度です。その講義の一回目でRSTを全員が受検するそうです。受検し終えたら「評価(フィードバック)を必ずスマホで撮影する」ことを義務づけています。スマホの画面を見ながら、各自、自分の読解のどこに課題があるかを把握するのが一回目の講義の目標です。 その後も、「フィードバックの内容を踏まえながら」日経新聞の記事を読むことを課題として課し続け、読解力を上げることで大学の講義やゼミについていけるようになろう、資格試験に合格できるようになろう、と目標を掲げてトレーニングを奨励しつづけるとのことです。 そして、最後の講義でもう一度学生たちはRSTを受検します。成績に加味されるということもあり、真剣に受検するそうです。「二度目の受検結果は、一度目より有意によくなっています」とのこと。 「RSTを受検できてよかった」という学生のコメントが多いので、毎年受検を続けている、というのも興味深い点です。RSTは45...
燕市はRSTを2021年度に導入し、市内の小学6年生から中学3年生までRSTを受検しています。読解力に対する先生方の興味関心も高く、自発的にRSTを受検する先生が多い市です。2023年度の全国学テでは、中学校が大きく成績を伸ばしました。 昨年は(コロナ禍のため)オンラインで現地の算数の授業を拝見し、コメントをさせていただきました。今年度は、まずRSTノートを導入した学校を視察しました。その後で、RSノートと授業を両輪で回していくことが、子どもたちの読解力向上、学力向上、そして先生方の授業への自信や働き方改革につながるという道筋について、先生方に具体的にお話しさせていただきました。(講演の内容は、尾花沢市とほぼ同じです。) 市内で「RSノート」への取り組みをまず進めてくださったのは吉田中学校でした。 中学校は教科担任制です。自分は専門ではない科目のRSノートを見るには、中学校の先生にとって心理的ハードルが高いことと思います。にもかかわらず、取り組みを引受けてくださった吉田中学校の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。 燕市では、もともと自学ノートを作ることには積極的でした。また、毎日の時間割に「長善タイム」が設けら...
 21世紀は「生涯学習(リスキリング)」の時代、と言われています。グローバル化やテクノロジーの進歩により、働き方も求められるスキルも変化しつづけます。では、生涯学び続ける上でもっとも重要となるスキルはなんでしょう。それは読解力です。  自学自習をするには、専門的な知識がない人向けに書かれた文章(教科書、新聞、辞書等)を、文理の別なく、正確に読み解き、正しく推論する力 -リーディングスキル- が不可欠です。  一般社団法人教育のための科学研究所では、リーディングスキルを測定するリーディングスキルテストの開発・提供を始めとして、「教育を科学する」ための様々な調査研究、サービスの提供を行っています。その中で、リーディングスキルフォーラムは、リーディングスキルについて最新の研究成果や実践を報告する年に一度の機会です。  今年度もこのフォーラムをオンラインで開催いたします。ご自宅で、あるいはお住まいの地域で、ご視聴いただければ幸いです。 1.日時:2023年11月26日(日)13時30分~17時00分 2.方式:オンライン(ライブ配信および1年間のオンデマンド配信)   フォーラムを視聴するには、事前のお申込みが必要で...